西井工務店の家づくり|練馬区、世田谷区でリフォーム・新築なら西井工務店へ

省エネ、災害対策の時代を背景に、長期優良住宅、低炭素住宅は新築だけのフレーズではなく、リフォームの分野にも取り組んでいかなければならないと思っております。それができるのが施工管理能力を持っている工務店であり、今後それらを得意にできる工務店が次世代住宅に向けて技術を定評し、変革を遂げなければならないでしょう。

制震装置MGEO-N

大震災現在、地震に備えた装置はいろいろなものがあります。
地震対策の考え方で種類分けされます。最も万全策を考えれば、車の車体のようにダンパーで宙に浮かせてしまう免震装置が最良だと思います。しかし、高額で建築費用が膨大なものになってしまい、そこまで装備して、当地に大地震が起こるかどうかも疑問です。

免震装置は費用が高額、それならコストが安価な制震装置です。
そもそも今の新築は、構造体だけでも耐震性は、抜群に優れていますが、デザインや使い勝手を優先させると、バランスが悪くなります。その場合、制振装置で吸収することは有効かと思います。勿論、通常のプランに制振装置を付ければ耐震性を向上させます。安価ですが効果は高いです。
そこで、弊社で採用しているMGEO－Nですが、開発意図はもう少し深いところにあります。地震による建物の変形から、構造体や内装を傷めないように、日常発生する小さな地震、大地震の時に何度も発生する余震などを想定して、高減衰ゴムでエネルギーを吸収する仕組みです。

近年の新築は、構造本体が耐震性能の高いものなので、大地震＝倒壊は考えにくいものです。しかし、日常に起こる地震を何度も繰り返す間に、構造体の接合部に隙間ができ、建物の剛性が弱くなれば倒壊する危険性も考えられます。そんなあらゆる側面から研究し、建物性能を維持する目的から考案された制振装置です。

弊社の場合、木造軸組みドリフトピン工法にMGEO－Nの性能を最大限に引き出す組み合わせで、地震に備えた構造を考えております。

いずれは、スケルトンリフォームにも制振装置を導入したいと考えております。

制震装置MGEO-Nの3つの耐震構造

長期優良住宅・低炭素住宅 2020年 ZEH(ゼッチ)

20年前の新築は、材料の品質、建物の性能を表す制度が無く、新築住宅は良し悪しのバラつきが激しいことでした。21世紀になって、住宅性能表示制度が定められ、品質を表す制度が確立されました。しかし、制度ができたからと言って、建築業界の新築に直ぐ導入させることは、材料設備の品質性能、また施工技術に関しても、とても難しいことでした。

その後、CO2排出、省エネ、耐震などが社会問題として取り沙汰され、住宅の性能・品質の表示が必然的となり、国土交通省より優良な住宅の普及、促進として、「長期優良住宅」「低炭素住宅」と言った住宅性能が公布されました。

それらは、単なる省エネルギーの時代から、永遠に継続できる再生可能エネルギー時代へと進み、住宅において、外皮計算、一次エネルギー消費量計算など、窓を少なく保温性の高い住宅に、太陽光、水力など自然エネルギー供給率を表しBELS（建築物省エネルギー性能表示制度）へと、建物性能の考え方が進んでいきます。
今後、それらの内容を2020年に義務化とした、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）に向けて、住宅の高性能・高耐久化と再生可能エネルギーによる省エネルギー化が進んで行くこととなります。

固定低金利（土地+建築費）

超低金利時代に合わせて税制面で何かと優遇措置があるフラット35。
その昔は、国民金融公庫として固定金利5％を超えた時代がありました。
近年は、フラット35固定金利1％台を推移しております。
フラット35の魅力として何が凄いか、利点を上げてみました。

●低金利の魅力。固定金利で1％、3％(民間ローン)、5％としての比較
1000万円あたり30年借りた場合の総返済額は、
1％＝1157万円　（金利負担　１５７万円）
3％＝1577万円　（金利負担　５５７万円）
5％＝1932万円　（金利負担　９３２万円）

●先に土地を取得した場合でも、土地の購入日が申込前々年度4月以降であれば、フラット35で借り換えが可能です。
土地＋建物費用で、総額8000万円まで。

●ローン契約は70歳未満まで、返済期限は80歳までが可能です。
年収は、年金も収入として計算します。健康であれば団体信用生命にも加入でき、未加入でもフラット３５は借入できます。